

FELIX WINS THE SPANISH CHAMPIONSHIP
Published on:
25 Jul 2023
オゾンチームパイロットのフェリックス・ロドリゲスが、スペインのペドロベルナルドで開催されていた2023スペイン選手権で勝利しました。
エンツオ3とサブマリンに乗るフェリックスがスペイン選手権で勝利するのは3回目です。
彼のレポートです:
「エル・イエルモの後、私はとてもやる気をもってペドロ・バルナルドに到着しました。優勝することは難しいことは分かっていましたし全てを賭ける気もありませんでした。なぜなら次のヨーロッパ選手権での出場枠を獲得するために競い合っていたからです。私はできればトップ3~5に、機会が訪れたら優勝か表彰台に載れればと思っていました。
我々は難しくてテクニカルな5本のタスクをこなしました。最初のタスクは、私に取ってあまり良いものではなく、コースの真ん中ほどでスタックして12分ほど時間がかかり総合12位で終わりました。2本目のタスクは大量の経験と戦略を必要とする適切なゴールレースで、私は9位となり総合で11位になりました。
奇跡的に、3 番目のタスクではすべてが私に調整されようになり、コンディションにつながり、最適かつ最速のラインを見つけて最終的にタスクを勝ち取り1000点を獲得し、総合2 位に躍り出ました。
4本目のタスクでは、スタートポイント直後から間違った決定をして総合7位に下がりトップのミカ・ディアズと80点差になってしまいました。
最終日となる5本目のタスクでたくさんの友人がやってきて、まだ勝利の目は残っていてタスク3のように飛びさえすれば良いことを思い出させてくれました。できればそうしたいと思いました。でも毎日同じコンディションで飛んでいるわけではないとも思い、どうすれば良いかも分かりません。あまり考えずに...いつものように飛んで私の可能性を最大限絞りだすだけだと考えることにしました。
スタートポイントは最高ではありませんでしたが、地形を利用して先頭集団に近づいた、25キロ地点で自分が高い位置にいて集団から少し離れていることに気づき、単独ミッションを選択して追いかけないことにしました
しばらくは上手く行きましたが、ヴィラトロスをジャンプする段になって良いラインに乗れず、方向転換してザヴィエ・ラ・ポルテが率いる集団に加わりました。我々は調子よく上昇しアヴィラ谷へジャンプしコンバージェンスを探しました。私は良いラインを選択し、大変調子よく滑空しましたが大気が荒れ始め、フルアクセルで潰されました。少々高度を失いましたが何とか逃れる事が出来、再びコンバージェンスの中をまっすぐ進み最終サーマルを探し始めました...戦略は上手くあたり、+7を捕まえることに成功し、先頭集団より多くの時間差でゴールに到着し、大会での勝利をつかみました。
毎日リーダーが変わる高レベルのレースでした。
2つのタスクで差をつけることが出来ました。負ける恐怖を忘れたおかげで、よりリスクを冒して、大会だけでなく、来年のヨーロッパ選手権への出場権も獲得することができました。」
フェリックスおめでとう。チーム全員から祝福します。





















